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エクセルで勤務表や当番表を作成する時に、月が変わる度に曜日を入力するのは大変ですよね。
今回は、エクセルで「曜日を自動で変更する方法」について解説していきます。また、曜日の表示方法もあわせて紹介していきます。
曜日を自動で変更する必要のあるカレンダー
エクセルでカレンダーを作成する際に、曜日を変更する必要があるのは”勤務表”や”スケジュール帳”といった「縦」もしくは「横」に曜日が並ぶデザインのものになります。(壁掛タイプのカレンダーについてはこちら)
壁掛カレンダーのようなデザインでは”日付の自動変更”が必要になります。
曜日を自動で変更する方法
曜日を自動で変更するには「WEEKDAY関数」を使用します。今回は使用頻度が高い”横型”のカレンダーを例に解説していきます。
上の図の黄色のセルに「WEEKDAY関数」を入力していきます。
「B2セル」へ
=WEEKDAY(DATE($A$1,$A$2,B1))
と入力します。
今回は「WEEKDAY関数」の中に「DATE関数」をネスト(:2種類以上の関数を使用すること)しましたが、すでにカレンダーの日付部分(B1からAF1セル)が”数字”ではなく”シリアル値(日付を管理する数値)”の場合、DATE関数を使用する必要はありません。
=WEEKDAY(B1)
のみで
=WEEKDAY(DATE($A$1,$A$2,B1))
と同じ結果が得られます。
- 「B2セル」を選択し右クリックから”コピー”を選択
- 「C2セル」から「AF2セル」をドラックして選択
- 右クリックから「数式のみ貼り付け:上の画像の赤枠(fx)」を選択
曜日の表示方法
エクセル上では、曜日を「1~7」の数字で管理しており、初期設定ではそれぞれ以下の様になっています。
- 日曜日
- 月曜日
- 火曜日
- 水曜日
- 木曜日
- 金曜日
- 土曜日
数値と曜日の組み合わせについては変更することが可能ですが、特別な理由がない限り変更する必要はありません。
- 「B2セル」から「AF2セル」を選択
- 右クリックから”セルの書式設定”を選択
- 「表示形式タブ」の「ユーザ定義」を選択
- 「種類(I):」の下の入力欄へ”aaa”と入力しOKを選択
「A1セル」へ入力した”年”、「A2セル」へ入力した”月”の数値を変更すると、自動で曜日が変更されます。
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