今回の記事では、「日付を自動で変更する設定方法」を解説します。Excelには関数という機能があり、この機能を使用することで日付の自動更新が可能となります。設定後はカレンダーの「年」「月」を変更することで日付が自動で更新されるようになります。
日付を自動で変更
以下の関数式をC5セルへ入力します。
=DATE(C3,E3,1)-WEEKDAY(DATE(C3,E3,1))+1
正しく入力されていれば「2021/4/25」と表示されます。
次に、その他のセルへ関数の設定を行っていきます。
C5セルを基準に各セルへ”=「前の日付のセル」+1“を入力します。
入力が完了したら、”オートフィル”機能を使って数式をコピーしていきます。
オートフィルの方法は、D5セルを選択し、セルの右下へマウスを移動します。
I5セルまでドラッグ(マウスの左ボタンを押したまま移動)します。
ここで出てくる「#####」は、セルのサイズが小さいため表示できない時にでるエラーです。
このような場合は、セル幅の自動調整機能を使用します。
方法は、エラーの出ている”列”をドラッグして選択し、選択された”列”の右端(E/F間やF/G間など)をダブルクリックします。
すると、自動でセルの幅が調整され、文字が表示されるようになります。
次に、C6セルへ「=(I5)+1」と入力します。
後は先ほど使用した”オートフィル”機能を使って数式をコピーしていきます。
先ほどは、横へオートフィルを行いましたが、今回は「日」と「月」~「土」の列をそれぞれ下方向へオートフィルします。
「#####」はセル幅の自動調整すれば、日付の入力は完了となります。
最後に、「日曜」と「土曜」の 文字色・背景色を変更しましょう。
これで「年(C3セル)」「月(E3セル)」を変更するだけで、日付が自動で更新されるようになります。
日付の自動変更を行う“関数”について
日付の自動更新には”関数”を用いて設定します。
今回使用する関数は「DATE関数」と「WEEKDAY関数」になります。
DATE関数の確認
赤丸で囲われたセル(C5セル)を選択します。
以下の関数式を入力しましょう。
=DATE(C3,E3,1)
(関数を使用する際は必ず最初に「=(イコール)」の入力を忘れずに!)
正しく入力されていれば、「2021/5/1」と表示されます。
WEEKDAY関数の確認
赤丸で囲まれたセル(D5セル)を選択し、以下の数式を半角で入力してみましょう。
=WEEKDAY(C5)
正しく入力されていれば、「7」と表示されます。この数字は”土曜日”に対応しており、「2021/5/1」は「土曜日」であることを意味しています。
今回の記事が、あなたのエクセルスキル向上に貢献できれば幸いです。
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