業務や実習生の指導で関節可動域の評価表を見た時、「どこが問題となる値なのかわかりにくい!」と思った事はありませんか?
医師がオーダーする検査結果は、異常値が一目でわかるように”色別”または”H:High / L:Low”と記載されています。こういったツール機能の差によって業務遂行に要する時間が増大しているといっても過言ではありません。
そこで今回は、あなたの業務改善・効率化の一助となるようエクセルで作成した「測定値を自動で色別する関節可動域の評価表」を紹介していきたいと思います。この関節可動域の評価表は他にも「測定部位にあわせて測定項目を自動で変換する機能」を有しており、この記事を読む事で”エクセルでできる業務改善・効率化”の可能性が広がります。
関節可動域の評価表を自動色別する機能について
下表がエクセルで作成した「関節可動域の評価表」になります。
この表に測定値を入力すると、”参考可動域に達していない値”を自動で色別してくれます。
”色別なし”と比較すると、”色別あり”の方が情報理解に要する時間が圧倒的に短いのが体感できると思います。
関節可動域の測定部位にあわせて項目を自動変更する機能について
この関節可動域の評価表は、それぞれの測定部位(「上肢」「下肢」「大幹」「頚部」)を選択することで測定項目が自動で変更されます。このデータ1つですべての測定部位に対応することができます。
まとめ
関節可動域の評価結果を自動で色別することで、情報理解にかかる時間を短縮できることが実感できたと思います。また、”自動色別の応用”や”測定部位から測定項目の自動変更”を知ることで、エクセルでできる業務改善・効率化の”可能性”を感じてもらえれば幸いです。
Presented by うしむね
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